2012年02月14日

ねじ工場の仕事? 樹脂ねじ

2012年になって初の更新です。今年のかに通信WEBはスロースタート。
本年もよろしくお願い申し上げます。

写真のねじをご覧ください。透明でキレイですね、「樹脂ねじ」です。
樹脂ねじ

金属のねじとは製造工程が異なりますが、せっかくお客様から頂いたご相談です。
金属でも樹脂でも同じねじ。ねじ工場としてお客様を失望させる訳にはいきません。


なんでもいいからさ 本気でやってごらん
本気でやれば たのしいから
本気でやれば つかれないから
つかれても つかれが さわやかだから
                    相田みつを


本気でやれば何でもできる!そうしてできたねじがこれです。

今日から当社もプラスチックねじメーカー?
お客様から頼まれたら、できる限りの対応をします!
posted by 興津螺旋 at 17:58| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

インコネルボルトの開発

インコネルはニッケルがベースの合金で、特に耐熱性に優れています。
スペースシャトル、原子力産業、産業用タービン、航空機等の部品に使われています。
最近は自動車のマフラーやエキマニにインコネルを使ったものがありますね。
インコネル製のマフラーは熱に強く、高温でも割れにくく、とても高価です。

今回は、インコネル600を使ったキャップボルトの製造事例を紹介します。
インコネル600は、重量あたりのコストは純チタンと同等ですが、重さはチタンの約2倍。
チタンの4.5に対し、インコネルは8.5もあります。(ステンレスは7.9)
したがって、ねじ1本あたりの材料費は純チタンの約2倍に相当します。

材料を触った感想は、「何だこれ?硬いのか、軟らかいのか、よくわからない。」
弾力が全然ないのです。だから、曲げようとすると曲がってしまいます。でも硬い。
そして加工はとんでもなく難しい。チタン合金よりも難しい。これはどうするか・・・

試行錯誤の上、インコネルボルトの加工条件がだいたいわかってきました。
完成したボルトがこれ。もちろん切削ではなく冷間加工のボルトです。
それにしても重い。ステンレス製と比較してもはっきり重さを感じます。
インコネルボルト

頭部には当社のアイデンティティ、OKTの刻印がちゃんと付いています。
最後まで、硬いのか、軟らかいのか、わからなかったインコネルでした。
OKT

興津螺旋は、いろいろな素材のオーダーもできる限り受け付けています。
posted by 興津螺旋 at 13:50| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月13日

SFHシリーズのご紹介

このたび弊社がラインナップに加えた新型ねじ、スーパーフラットヘッドシリーズ(SFH)をご紹介します。特長はこの薄い頭部。皿ねじの代わりに使えそうです。
SFH01

組み合わされるリセスはLXリセス。高機能と美しさを両立しています。
SFH04

高トルクがかかるタッピンねじには、ひと回り大きいリセスを採用し、対カムアウト性を向上。
SFH02

SFHシリーズは競技用チタン合金ボルトにも応用可能。一層の高級感を醸し出すとともに頭部の軽量化と省スペース化にも役立ち、マシンがより精悍になります。
SFH03

SFHシリーズは受注生産での対応となります。
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2010年02月02日

次世代のボルト、LXリセスのご紹介

このボルト、一見普通のキャップボルトですが、穴の部分がちょっと違います。
キャップボルト

真上から見ると、むむ・・・これは初めて見る形ですね。いったい何でしょうか?
リセス

これはLXという新しいリセスで、オーエスジーシステムプロダクツ株式会社様が展開するLHスティックスシリーズの一つです。
当社のレースマシン用チタン合金ボルトに採用しているLH-SSもLHスティックスです。
LX

六角、ヘクサロビュラ、LS(専用ビット)の3種類に互換性があり、どのビットでも回せます。いずれのビットでもトルク伝達に優れ、さらにLSビットを使えばガタつきがなくなります。
ビット

LXリセスはキャップボルトだけでなく、小ねじ、皿ボルト、ボタンボルトにも応用できます。当社ではステンレスはもちろん、合金鋼や炭素鋼などの材質でもご相談を承ります。
LXをよろしくお願いします


組立時にはヘクサロビュラを使って効率的に作業をしたい。
でもメンテナンス性を考えると汎用的な六角レンチも使えるようにしたい。
LXボルトは高い締結効率とメンテナンス性を両立した、次世代のボルトです。


※興津螺旋はオーエスジーシステムプロダクツ様とライセンス契約をしています。
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2009年12月25日

頭なしボルト

ねじの中には、頭のないねじもあります。これは全ねじのスタッドボルト。
スタッドボルト

そして部分ねじのねじ付きシャフト。
ねじ付きシャフト

当社は寸切りボルト、スタッドボルト、ねじ付きシャフトの製造を開始しました。

全ねじ・片側ねじ・両端ねじなど、お客様の希望により対応できます。
通常のステンレスはもちろん、C1-110と同じマルテンサイト系でも製造可能です。
また炭素鋼・合金鋼などの材質でも製造いたします。

製造可能サイズはM4・M5でL=25〜50です。今後M3、M6も追加する予定です。
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2009年12月03日

高強度ステンレス、C1-110六角穴付きボルト登場

ステンレス六角穴付きボルトはA2-70(引張強さ700N/mm2以上)という、ステンレスの中では高い強度区分に属し、耐食性に優れています。しかし、更なる強度を求めてもSUS-XM7では900N/mm2程度が限界で10.9、12.9などの合金鋼には敵いません。

しかし合金鋼は錆びに弱いのが欠点です。10.9ボルトならめっきをすればある程度の耐食性を持たせることはできますが、ステンレスにははるかに劣ります。そして12.9ボルトの場合、水素脆性の恐れによりめっき自体が推奨されません。

そこで当社が提案するのがC1-110ステンレス六角穴付きボルトです。
C1-110ボルト

C1-110といってピンとくる人は、ステンレス鋼にとても詳しい人に違いありません。
C1-110はJISで規定された、マルテンサイト系ステンレス製ボルト・ねじの強度区分です。
SUS-XM7(304系)などに代表的される非磁性のオーステナイト系ステンレスに対して、
マルテンサイト系は焼入れができて磁石にも付くので、鉄のように思われがちですが、
紛れもないステンレスです。ボルトでは珍しいのですが建築用ではよく使われます。
ステンレス早わかり表

マルテンサイトステンレスは熱処理できるので、引張強さの実測値は1200N/mm2と、
12.9ボルトに極めて近い特性の高強度ステンレスボルトを作ることができるのです。
このときの熱処理は建築用のねじとは異なり、ボルト用の熱処理条件を用います。
こうして作られたC1-110ボルトはJIS規格でも規定されております(JIS B1054-1参照)。
ステンレスなのでめっきが不要のため、環境に優しいのも特長です。
強度区分

現在は受注生産で承っております。M2〜M8までの製造が可能です。
C1-110ボルトファミリー

12.9ボルト並みの強度・ステンレスの耐食性を併せ持つ、C1-110ボルトをお試しください。

主な用途
自動車・二輪車
機械・ロボット・FA
船舶関係
建築・建材
太陽光発電・二次電池・ガス石油機器・その他屋外設備
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2009年10月28日

競技用チタン合金ボルトの仕様決定

競技用チタン合金ボルトの仕様およびサイズ展開が決定いたしました。

これまではサイズや形状を限定し、静岡県内でご協力いただいたショップで
テスト販売をしてきましたが、品揃えを増やして在庫販売を開始いたします。
本年中にネットショップを開設する予定ですので、楽しみにお待ちください。
ウイング

競技用チタン合金ボルトシリーズは、以下の3種類について開発が完了しています。

1.チタン合金ステアリングボルト(クルマのステアリング取付用)

2.レースマシン用チタン合金ボルト(クルマ・バイクの内外装用)

3.スポーツサイクル用チタン合金ボルト(自転車用)

仕様と価格は近日中にこのブログに掲載いたします。
posted by 興津螺旋 at 16:32| Comment(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする