2013年11月21日

社員貸出用スポーツカー

現代はスポーツカーにとって風当たりの強い時代だと思います。
スポーツカーはとても楽しい乗り物ですが、問題点もあります。
乗り心地が悪い、乗員が少ない、スピードを出せる場所がない・・・など。

たしかに家族で出かけるのに2人しか乗れないのは困ります。
ファミリーカーとの複数台所有となると経済的な問題が出てきます。
しかしそれでスポーツカーをあきらめていいのでしょうか?
信じられないことですが、最近は運転が好きでない人もいるようです。
それはなぜ?運転が楽しいクルマに乗らないからではないでしょうか。
クルマを単なる移動の手段と考えてしまうのは寂しいことです。
スポーツカーを操ることは、本当に楽しいことなのです。

L1000984.JPG
当社のチタン合金ステアリングボルトは、交換するだけで
ステアリングのレスポンスが鋭くなったように感じます。
その変化は乗って初めて理解できるものであり、乗らなければ絶対にわかりません。

__.JPG
写真は当社社員貸出用のスポーツカー、ポルシェ987ボクスターです。
社員は予約さえすれば平日休日を問わず自由にこのクルマを使うことができます。
スポーツカーのハンドルを握る楽しさを、気軽に味わってもらうためのクルマです。

競技用チタン合金ボルトに関して、私たちは単にねじを販売しているのではなく、
運転の楽しさをお客様に提供しているのです。「感性」が売り物なのです。
販売する社員がスポーツカーの楽しさを知らなければ、
この喜びをお客様と共有することはできません。
自信を持ってチタン合金ボルトをお勧めできる、そのためのクルマなのです。

無駄と思われるかもしれませんが、無駄の中に本当に大切なものがある。
遊びの中から大切なものを学びとって欲しい・・・そう考えています。
posted by 興津螺旋 at 15:23| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月06日

サイクルモード 出展レポート

今年度当社が出展を予定していた展示会がすべて終了しました。
中でも印象深かった、初出展のサイクルモード2013についてレポートします。

当社の競技用チタン合金ボルトは、乗って初めて効果を体感できる製品です。
ですから試乗施設を備えたサイクルモードはチタン合金ボルトの効果を知っていただく貴重なチャンスととらえていました。
ロードバイク、MTBの試乗車を2台ずつ用意して、ノーマル車とチタン合金ボルト装着車を乗り比べてもらうことにしました。乗り比べの企画は初めての試みです。
追い風になったのはメディアの皆様の反応です。サイクルモードにねじ工場が出展すること自体が異例で、開催前から話題となり、雑誌でも取り上げてくださいました。

これが当社のブース。チタン合金ボルト製品と当社の展示車、そしてMTBダウンヒルの昨年度シリーズチャンピオンの井手川直樹プロの自転車とギアを展示してお客様をお迎えしました。
会場

当社ブースは盛況。3日間で80名ほどのお客様が試乗車をテストしてくださいました。ノーマル車とチタン車の乗り比べですから、試乗数は160回に及びました。
結果として、およそ9割のお客様がチタン合金ボルトの効果を感じてくださり、そのうち半数からは「同じ自転車とは思えない」と驚きのコメントをいただきました。
多くの方はブレーキの初期タッチの変化、コントロール性能の変化(軽快さ)を高く評価してくださいました。
ショップ様や選手によるサポート、プロライダーのご来場など、多くの方々によるご協力のおかげをもちましてイベントは大成功を収めました。

しかし課題は山積しています。一番の課題はチタンに対する一般的な解釈への対応と、、粗悪品や低グレード品との差別化です。
自転車業界にはチタン部品が少なからず流通していますが、それらは必ずしも良いものばかりではないこと。とくに社外パーツの付属品としてのチタンボルトには折損したり焼き付いたりするケースがあるようです。
当社ブースの来場者からも「チタンは折れやすいんでしょう」とか「チタンはかじるのでグリスを塗らないと・・・」という質問をいただきました。
当社のチタン合金ボルトは耐衝撃性に優れるβ153合金を採用しており、指定トルクさえ守れば折れる危険は極めて低いのです。また強度についても鉄の焼き入れボルトの8.8という強度を満足できるよう、当社の要求スペックを指定して素材を調達しておりますので他社製とは異なります。グリスも必要ありません。

次に、価格の問題です。上記のようなスペックを保証するためには素材、技術(設備、金型、職人)すべてにおいて妥協は許されません。最高の条件で生み出される製品ですから、どうしても高コストになってしまいます。しかしながら、素材価格だけでも6‐4チタン合金の4倍近いにもかかわらず、製品価格では6‐4製品より低く抑えることができるのは冷間圧造という製造技術によるものです。(冷間圧造については以前の記事に詳しく掲載しております)
ましてや当社の製品は体感できる違いを売りにしておりますが、全ての個所をチタン化する必要はなく、ステムとディスクブレーキのボルト交換だけでも自転車の特性を変化させるには十分です。まずは少しずつ交換してからステップアップしていくことをお勧めいたします。
ステム
乗り比べ、体感していただき、高級ボルトの価値をご理解いただけると幸いです。

これからも最高の製品をお客様にお使いいただけるよう、技術を磨いていきますので、応援をよろしくお願い申し上げます。
最後に、ご来場いただきましたお客様。初めての出展で皆様にはご不便をおかけしたかもしれませんが、皆様の温かいご支援のおかげで最高の展示会になりました。ありがとうございます。
posted by 興津螺旋 at 10:05| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月26日

ねじガール

ねじ工場は男性の職場と思われがちですが、当社では女性も活躍しています。
ねじの会社の女子社員をねじガールと呼びますが、
今回紹介するのはヘッダーを担当する文系出身の女性ねじ職人、
「ねじガール中のねじガール」。恥ずかしがり屋なので顔掲載はNG。
自分にしかできないねじを作ることが目標だそうです。
ものづくり系女子が何かと話題な昨今、工場で頑張る女性はカッコイイと思います。
ガンバレねじガール!ねじガールの応援をよろしくお願いします。

段取り替え中のねじガール

検査をしているねじガール

posted by 興津螺旋 at 12:43| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月19日

今シーズンのMOTO1に注目

先週末、美浜サーキットで開催されたMOTO1オールスターズの開幕戦に行ってきました。当社の応援するMOTO1PROクラスのYASSY選手は今シーズンからニューマシンにチェンジ。これまでのSM450RRから同じハスクバーナのSMR449に乗り換え、ゼッケン84に。
YASSY84

もちろん当社のチタンボルトを装着、カラーはグリーンです。レース専用マシンから市販車ベースへの変更はどんな結果をもたらすか・・・そして今年から新ルール、は1日に2レースを同一タイヤで行なうことになりました。
チタンボルト緑

開幕戦を2レースとも制覇したのは、ハスクバーナSM450RRに乗る若手の金児隆太選手。YASSY選手は終始積極的にアタックするもヒート1が3位、ヒート2が4位という結果。しかし最初から最後まで手に汗握る、見ごたえのある内容でした。
レース

まだまだ開幕戦。これからマシンを仕上げてトップに上がってくれることを信じています。がんばれYASSY選手!
記念写真
posted by 興津螺旋 at 13:44| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月16日

部品美術館 製品展示のご案内

静岡県の優れた技術を紹介する「部品美術館」というサイトがあります。
部品美術館

当社のチタン合金ボルトも登録されていますが、このたび期間限定で静岡空港内の産業コーナーで展示していただけることになりました。
産業コーナー

展示の様子を見てきました。チタン合金ボルトとインコネルボルトが陳列されていました。「ねじ」というより「御ねじ様」のような扱いです。ありがたいです。
チタン合金ボルト、インコネルボルト

他にも友達の國本工業さんの作品や
國本工業

平垣製作所さんの作品も展示されていました。
平垣製作所

部品美術館の製品展示は4月いっぱいです。
静岡県の製造業がますます発展できればよいと思います。
posted by 興津螺旋 at 16:03| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チタン合金ねじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

井手川プロ来社!

2009年から競技用チタン合金ボルトを供給させていただいている
MTBダウンヒルの小野選手が、ゲストと一緒に当社に遊びに来てくれました。

プロMTBダウンヒルライダーの井手川直樹選手です。
井手川選手

井手川選手は小野選手も参戦している国内最高峰のエリートクラスにおいて常に
トップクラスに君臨し、アジア選手権やワールドカップにも参戦している選手です。
また自身のレース活動の他にも講習会の開催や競技コースのアドバイザーなど、
MTB普及のための活動も積極的に行っている、まさにカリスマ的ライダーです。

その井手川選手に、当社のチタン合金ボルトを提供することになりました。
今回はフロント、リアのブレーキ回りをフルチタン化。
効果としてはブレーキの効きが3割程度アップしたようなフィーリングとのことで、
大変満足していただきました。
ブレーキシステムのチタン化

小野選手のマシンは既にブレーキのフルチタン化は完了しているので、
2シーズン使ったチタン合金ボルトを新品に交換することになりました。
過酷な競技に使用するので、今後はシーズン毎に交換することにしましょう。
小野選手

競技用チタン合金ボルトのフィーリングは、体験した人だけしかわかりません。
今後はブレーキ用セットなどの組合せでの提案も検討しています。
多くの方々にお試しいただきたいと考えています。
posted by 興津螺旋 at 17:59| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月14日

ねじ工場の仕事? 樹脂ねじ

2012年になって初の更新です。今年のかに通信WEBはスロースタート。
本年もよろしくお願い申し上げます。

写真のねじをご覧ください。透明でキレイですね、「樹脂ねじ」です。
樹脂ねじ

金属のねじとは製造工程が異なりますが、せっかくお客様から頂いたご相談です。
金属でも樹脂でも同じねじ。ねじ工場としてお客様を失望させる訳にはいきません。


なんでもいいからさ 本気でやってごらん
本気でやれば たのしいから
本気でやれば つかれないから
つかれても つかれが さわやかだから
                    相田みつを


本気でやれば何でもできる!そうしてできたねじがこれです。

今日から当社もプラスチックねじメーカー?
お客様から頼まれたら、できる限りの対応をします!
posted by 興津螺旋 at 17:58| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月14日

中小企業総合展JISMEE2011 出展報告

中小企業総合展 JISMEE2011に出展しました。
今回はいつものビッグサイトではなく、少し遠い幕張メッセでの開催でした。
当社のブースは横長タイプの間取りでした。
興津螺旋ブース

初展示のインコネル600ボルトが注目を浴びました。
驚くことに、インコネルボルトを展示している会社が複数社ありましたが、
当社のインコネルボルトは冷間圧造により量産が可能です。
インコネル600ボルト

なんと、「ベストプレゼンテーション賞」にノミネートされ、優秀賞をいただきました。お客様が当社製品を理解しやすいブース作りに励んだ結果と受け止めております。500社を超える企業の中で、栄えある賞を受賞できたことはとても嬉しいです。
ベストプレゼンテーション賞

http://jismee2011.smrj.go.jp/best_presentation/

アンケートで当社に投票してくださった皆様、ありがとうございます。これからもお客様のご期待に添える開発を続けていきますので、よろしくお願いいたします。
posted by 興津螺旋 at 16:23| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

チタンボルトの発色処理

スーパーモタードMOTO1 OPENクラスに参戦の深澤選手のマシン(アプリリア)
に付いていたチタンボルトを発色処理しました。切削品なので64合金かな、高そう。
イタ車は初めからチタンボルトを使用しているのですね。恐るべし。

tibolt.jpg
posted by 興津螺旋 at 09:28| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チタン合金ねじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

インコネルボルトの開発

インコネルはニッケルがベースの合金で、特に耐熱性に優れています。
スペースシャトル、原子力産業、産業用タービン、航空機等の部品に使われています。
最近は自動車のマフラーやエキマニにインコネルを使ったものがありますね。
インコネル製のマフラーは熱に強く、高温でも割れにくく、とても高価です。

今回は、インコネル600を使ったキャップボルトの製造事例を紹介します。
インコネル600は、重量あたりのコストは純チタンと同等ですが、重さはチタンの約2倍。
チタンの4.5に対し、インコネルは8.5もあります。(ステンレスは7.9)
したがって、ねじ1本あたりの材料費は純チタンの約2倍に相当します。

材料を触った感想は、「何だこれ?硬いのか、軟らかいのか、よくわからない。」
弾力が全然ないのです。だから、曲げようとすると曲がってしまいます。でも硬い。
そして加工はとんでもなく難しい。チタン合金よりも難しい。これはどうするか・・・

試行錯誤の上、インコネルボルトの加工条件がだいたいわかってきました。
完成したボルトがこれ。もちろん切削ではなく冷間加工のボルトです。
それにしても重い。ステンレス製と比較してもはっきり重さを感じます。
インコネルボルト

頭部には当社のアイデンティティ、OKTの刻印がちゃんと付いています。
最後まで、硬いのか、軟らかいのか、わからなかったインコネルでした。
OKT

興津螺旋は、いろいろな素材のオーダーもできる限り受け付けています。
posted by 興津螺旋 at 13:50| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする