2011年11月14日

中小企業総合展JISMEE2011 出展報告

中小企業総合展 JISMEE2011に出展しました。
今回はいつものビッグサイトではなく、少し遠い幕張メッセでの開催でした。
当社のブースは横長タイプの間取りでした。
興津螺旋ブース

初展示のインコネル600ボルトが注目を浴びました。
驚くことに、インコネルボルトを展示している会社が複数社ありましたが、
当社のインコネルボルトは冷間圧造により量産が可能です。
インコネル600ボルト

なんと、「ベストプレゼンテーション賞」にノミネートされ、優秀賞をいただきました。お客様が当社製品を理解しやすいブース作りに励んだ結果と受け止めております。500社を超える企業の中で、栄えある賞を受賞できたことはとても嬉しいです。
ベストプレゼンテーション賞

http://jismee2011.smrj.go.jp/best_presentation/

アンケートで当社に投票してくださった皆様、ありがとうございます。これからもお客様のご期待に添える開発を続けていきますので、よろしくお願いいたします。
posted by 興津螺旋 at 16:23| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月12日

チタンボルトの発色処理

スーパーモタードMOTO1 OPENクラスに参戦の深澤選手のマシン(アプリリア)
に付いていたチタンボルトを発色処理しました。切削品なので64合金かな、高そう。
イタ車は初めからチタンボルトを使用しているのですね。恐るべし。

tibolt.jpg
posted by 興津螺旋 at 09:28| 静岡 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | チタン合金ねじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月21日

インコネルボルトの開発

インコネルはニッケルがベースの合金で、特に耐熱性に優れています。
スペースシャトル、原子力産業、産業用タービン、航空機等の部品に使われています。
最近は自動車のマフラーやエキマニにインコネルを使ったものがありますね。
インコネル製のマフラーは熱に強く、高温でも割れにくく、とても高価です。

今回は、インコネル600を使ったキャップボルトの製造事例を紹介します。
インコネル600は、重量あたりのコストは純チタンと同等ですが、重さはチタンの約2倍。
チタンの4.5に対し、インコネルは8.5もあります。(ステンレスは7.9)
したがって、ねじ1本あたりの材料費は純チタンの約2倍に相当します。

材料を触った感想は、「何だこれ?硬いのか、軟らかいのか、よくわからない。」
弾力が全然ないのです。だから、曲げようとすると曲がってしまいます。でも硬い。
そして加工はとんでもなく難しい。チタン合金よりも難しい。これはどうするか・・・

試行錯誤の上、インコネルボルトの加工条件がだいたいわかってきました。
完成したボルトがこれ。もちろん切削ではなく冷間加工のボルトです。
それにしても重い。ステンレス製と比較してもはっきり重さを感じます。
インコネルボルト

頭部には当社のアイデンティティ、OKTの刻印がちゃんと付いています。
最後まで、硬いのか、軟らかいのか、わからなかったインコネルでした。
OKT

興津螺旋は、いろいろな素材のオーダーもできる限り受け付けています。
posted by 興津螺旋 at 13:50| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月13日

こだわりのカスタムオーダー

当社の競技用チタン合金ボルト(以下TABC)シリーズはどれも高額です。高い代金を頂く代わりに、絶対に満足できる製品づくりを心掛けております。しかし標準品のTABCでは満足できず、特別仕様をご希望のお客様もいらっしゃいます。

今回はお客様から特別に許可を頂くことができたので、カスタム事例を紹介します。K様の愛車はアルファロメオ ジュリア2000GTV。所謂旧車の、歴史に残る名車です。車庫保管で雨の日には乗らないというピカピカのジュリアにクルマへの愛情を感じます。
ジュリア2000GTV

高級ステアリングのヘレボーレレプリカに当社のステアリングボルトを選んで頂きました。こういう名車にTABCを使っていただけるのは光栄です。
ヘレボーレレプリカ

オリジナリティを高めるために、LH-SSボルトにイニシャルを入れたいとのご希望。エンデューロレースのバイク用に試作したβ刻印レスのボルトがあったので、それを加工して世界に1セットだけのステアリングボルトを作ることになりました。
LH-SS

できあがったカスタムボルトがこれです。LH-SSのステアリングボルト。
長さを切削加工で調整し、頭部にレーザーマーキングでイニシャルを入れました。
「RK」は2頭の愛犬の名前とのこと。K様は犬好きでもあるそうです。
カスタムボルト

納品後、K様のご厚意で装着したボルトの写真を送っていただきました。
今回は敢えて発色処理はせず、チタン合金そのものの素材の色で仕上げました。
クラシカルな雰囲気を壊したくないというK様の意向でした。正解だったようです。
装着後

製品の品質にも大層満足していただいたようで、ひとまず安心しました。
装着後


さらに後日、テストドライブ後のK様から喜びのインプレッションが届きました。

-----------------------------------以下抜粋-----------------------------------
一番最初の感覚は、「あれ? ステアリングが軽くなった」であった。
実際に軽くなることはおそらく無いのだろうが、軽く感じさせる何かがあるのだろう。

(中略)今回のボルトが素晴らしく剛性が高いので、感触的には遊びが無くなった感じ。
ステアリングを回したら回した分だけタイヤにその力が伝わるような印象。
反対に、タイヤのグリップしている情報も直接ステアリングに伝わってくる。

(中略)路面の継ぎ目をタタンと通過したとき、
ステアリングにその振動というか乗り越えた感触が正確に伝わってくるのが分かる。
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まさしく、チタン合金ボルトにより締結剛性の向上を体感したときの表現です。
ステアリングにパワーアシストがなく、構造がシンプルなジュリアには
チタン合金ステアリングボルトは相性が良かったみたいです。
インプレッション

人がなかなか気付かないところに、自分だけのこだわりを主張するのがK様流。
チタンボルトに合わせて、エルメスのリボンをあしらうというチラ見せ技。
ボルト頭部のマーキングも含め、大人のオシャレのお手本です。
エルメス

多大なご協力をいただきましたK様、ありがとうございます。
素敵なカーライフをお楽しみください。


当社では高いこだわりを持ったお客様のために、カスタムオーダーも承っています。
自分だけの宝物を持つ喜び、乗り物を操る楽しさ、無駄のカッコよさ・・・
興津螺旋のTABCシリーズは、そういうものを大切にするお客様のためにあります。
posted by 興津螺旋 at 17:01| Comment(0) | TrackBack(0) | チタン合金ねじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月10日

競技用チタン合金ボルト使用例

スバルインプレッサR205。ノーマルで乗っても不満のない珍しい国産車。
STiが運転の楽しさを追及し、400台限定で世に出したコンプリートカーです。
専用の足回りはストリートからサーキットまでを想定したセッティング。
各部にSTiのオリジナルパーツを装着し、走行中のスタビリティを高めてあります。
R205

そして、ブレーキシステムにブレンボ製6ポットキャリパーとフローティングローターを標準装備で採用しているのは、歴代のSシリーズやTsなどの限定車中でもR205だけ。他メーカーでも国産車ではニッサンGT-R、レクサスLFAくらいしか知りません。
STi

おや?ナンバープレートについているこのボルト、ちょっと変わっていますね。
ナンバープレートのボルト

これは最新のSFHチタン合金ボルトです。インプの精悍なイメージにぴったり。
ご要望が多ければオンラインショップに追加しようと思います。
SFH

ステアリングにはもちろん、チタン合金ステアリングボルト。
ステアリングフィールがよりダイレクトに変化。この操作感はクセになります。
ステアリングボルト

最高のクルマには最高のボルトがよく合います。
posted by 興津螺旋 at 18:11| Comment(0) | TrackBack(0) | チタン合金ねじ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月06日

美しいねじを作る会社 製造業の責任

6月1日は、当社の72回目の誕生日でした。
皆様の温かいご支援のおかげで、この日を迎えることができました。ありがとうございます。

日本の各地で安全が脅かされています。食の安全、生活の安全・・・

製造業に携わるものとして、自社で生産する製品に関しては
自信を持ってお客様にお勧めできるものだけを提供するのが
安全を守るための最低限の責任だと思うのです。

当社の目指す姿は「美しいねじを作る会社」です。
美しいねじというのはいったいどんなねじでしょうか。
キレイな色に発色したチタン合金ねじ、シルバーに輝くステンレスねじ・・・
それらは確かに見た目は美しいのですが、それだけの意味ではありません。

高品質なこと?
高品質の条件はいろいろあります。「寸法が規格内に安定していること」「不良品が混じっていないこと」「要求する機械的強度を満たしていること」「外観に欠陥がないこと」・・・
簡単に言えば安定して良品範囲内に入っているということだと思います。
しかし当社が目指すのは高品質を超えた「美しいねじ」なのです。

美しいねじというのは「これ以上いいものは存在しない」レベルのねじです。
上記の高品質に加えて「寸法、重量は中央値」「使いやすい」「自分でも欲しいと思える」・・・
使う人の立場で最高のねじを作る。優れた性能を持つもの固有の「美しさ」を求めています。


時々「安くていいものを作って」という要望をいただくことがあります。
しかし当社は安くていいものを作ることはできません。
安くていいものを作ることは「手間を省いて落とせるところを落とす」「安い中から幾分マシなものを探す」という作業になります。
それは最高のものではなく、結局安物なのだと思います。

当社はその代わり、いいものを安く作ることはできます。
最高の材料を使い、最高の工程を経て、必要な管理をすればコストはかかります。
でも、自動化、ECRS等の手法を用いて「手間を省かずムダを省き」
最高の性能と品質レベルを維持しつつ、いかに安くできるか。
こういう追求をしてコストダウンしたものは安物ではなく、最高の製品に変わりありません。

これまでも、これからも、お客様のご期待に添える、いいものだけを作る会社であり続けます。
posted by 興津螺旋 at 19:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 品質について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月31日

N+ 無事終了しました

先日東京ビッグサイトで開催された展示会"N+"に出展しました。
今回は、ねじの会社らしくブースに大きなねじを飾ってみました。
興津螺旋ブース

展示したのは「競技用チタン合金ボルト」「SFHボルト」「C1-110ボルト」「A2-80ねじ」です。お陰様で興津螺旋ブースは予想を大きく超える盛況ぶりでした。
興津螺旋ブース

ご来場くださいましたお客様、たくさんのご意見をありがとうございます。
また何処かのイベントで皆様に会えることを楽しみにしています。
posted by 興津螺旋 at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

OKITSURASEN

タブレターってご存知ですか?
チョコレートの文字で自由にメッセージを作れる、明治製菓のサービスです。

これを使ってオリジナルチョコレートを作ってみました。
OKITSURASEN

誰かにプレゼントしたくなりますね。
posted by 興津螺旋 at 17:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 食べ物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月25日

レースマシンがやってきた

現在当社エントランスに展示中のこのバイクは、スズキGSX-R600。
MFJスーパーバイク(全日本ロードレ−ス選手権)J-GP2クラス参戦マシンです。
GSX-R600

ライダーはエスパルスドリームレーシング、地元清水出身の生形秀之選手。
今シーズンの結果は総合3位でした。
生形選手のマシンには、当社の競技用チタン合金ボルトを使用しています。
チタンボルト

生形選手に熱い声援をよろしくお願いします。
posted by 興津螺旋 at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月13日

SFHシリーズのご紹介

このたび弊社がラインナップに加えた新型ねじ、スーパーフラットヘッドシリーズ(SFH)をご紹介します。特長はこの薄い頭部。皿ねじの代わりに使えそうです。
SFH01

組み合わされるリセスはLXリセス。高機能と美しさを両立しています。
SFH04

高トルクがかかるタッピンねじには、ひと回り大きいリセスを採用し、対カムアウト性を向上。
SFH02

SFHシリーズは競技用チタン合金ボルトにも応用可能。一層の高級感を醸し出すとともに頭部の軽量化と省スペース化にも役立ち、マシンがより精悍になります。
SFH03

SFHシリーズは受注生産での対応となります。
posted by 興津螺旋 at 18:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 新製品のご案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする